戸原開人選手 インタビュー

グリーパーレイスが日本に入って来た2015年からずっと愛用してくれている戸原選手。2018年からは個人で選手活動をスタートさせると挨拶にいらしてくれましたので、簡単なインタビューをさせていただきました。

-2017年はアイアンマンハワイ直前の2回もの鎖骨骨折がとても残念でしたね。レース当日はまだ腕を回せない状態だったと聞きました。そんなコンディションでもアイアンマンハワイを走りました。一般エイジグルーパーの方々に紛れてのフィニッシュ。どのような気持ちでコナには臨まれたのでしょう?

「結果はダメだとわかっていたことですが、コナ(アイアンマンハワイのこと)を目指して選手活動をしてきて、ようやく10年目でコナの出場権を得ることができたので出場しました。プロの活動は結果だけではないと思っています。私が出場することで、日本人では久しぶりのプロカテゴリー出場となり、注目していただきましたし、コナに出場したということが僕の価値を上げてくれると思いました。それに、次に十分に準備してコナで勝負するためにも、一度コナの舞台を経験しておきたかったのです。出場するプロたちの気迫やモチベーション、それを肌で感じることができたのはとても有意義なことでした。レースを走る前には感じなかったけれども、走り終えて改めてコナは凄い場所だな、と。ここでレースができるようなるぞ!と強く感じたし、プロカテゴリーで出場する以上、ベスト10に入らないと意味がないと感じました。ベスト10に入らないと表彰もないし、賞金もないんです。本当のコナの価値はベスト10からで、究極的には優勝なんです。」

-そして、シーズン終了後には所属していた湘南ベルマーレを退団されました。経緯とこれからの活動をお話していただけますか?

「競技歴10年でコナにたどり着くことができました。ベルマーレに入団してから目指していたのは宮古島優勝、そしてコナ出場でした。コナの出場権が取れるかもしれないと思った1年前から、何かを変えるタイミングに来ていると思っていました。もっと自分の発想で競技活動をしてみたいと思ったのです。
僕が選手を続ける理由は、自分が幸せになること、です。幸せに繋がらない競技活動は意味がない。幸せというのは、未来も含めて人生が幸せになるということです。競技力はもちろん第一ですが、もっと色々なバランスを取っていたい。収入やキャリアを見据えた人脈つくり、仕事のスキルも磨いていかないといけないなと。トライアスロンを練習する時間を十分に取っても、練習以外の時間があります。練習以外の時間で何をするかで人生は大きく変わってくるでしょう。もちろん、リカバリーは大事だけど。だから、もっと社会と繋がりのある時間を大事にして行きたいと思っています。この競技以外の時間が競技力にも影響してくるんだと思います。年齢に応じた成長をすれば(収入面や社会的な位置、仕事スキルなど)、安心してトレーニングに集中できる。振り返ると過去には不安もあったし、モチベーションを下げる要因でもあったと思います。だから、できる範囲でバランスをとって様々な活動をしていきたいです。活動を未来に繋げるのが重要なのだと思っています。」

-それでは改めて目標をお聞かせください。

「目標はアイアンマンハワイでのベスト10です。コナに出場する選手の8割はベスト10に入れる実力を持っています。その中で、駆け引きがあって実力を出し切れた選手がベスト10になる。昨年の僕にはその実力はなくて、残りの2割の選手でした。だから、8割の選手の中に入りたい。自分のレースができればベスト10に入れる実力を身につけたいと思います。それをクリアできたら、その先(コナ優勝)が見えてくると思います。」

ありがとうございました!これからもグリーパーレイスは戸原選手を応援しています!

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